昨年のスペインに続いて、今年は同じく南欧のポルトガルに行ってきました。
ポルトガルについては、大航海時代、ヴァスコ・ダ・ガマ、カステラ、金平糖など中学レベルの知識しかありませんでしたが、実際に行ってみると、たくさんの素晴らしい世界遺産があり、歴史を丁寧に残す素敵な街並みがあり、また、人々が明るく陽気で親切、食べ物も美味しく、そして青い空、気持ちの良い風・・・
大好きな国になりました。
いくつか印象に残っていることを書いてみます。
・坂が多いから歩きやすい靴が必須。
ポルト、ギマランイス、コインブラ、リスボン、シントラ・・・訪れた街はみな石畳の坂の街、しかも結構な急勾配。なので、高低差をカバーするための乗り物(エレベーター、ケーブルカー、ロープウェー、トラム、バス等々)があちこちにあり、それらに乗るのもとても楽しかったです。が、もちろんそれで坂道がすべてカバーできるわけもなく、結構な距離を毎日歩きました。
旅先での一番の楽しみは早朝ジョギング♬と、のたまう夫。
朝食前に現地調査をかねて1時間ほど走りますが、やはり今回は坂(それも急勾配)が多くてちょっとだけ?大変だったようです。
・ポルト
魔女の宅急便のモデル地とも言われているドウロ川沿いの街並みは、見ているだけでワクワク楽しい気分に。また、街中を彩るアズレージョ(伝統の青色の装飾タイル)が素晴らしくて圧倒されました。


ワイナリー見学、ファドショーも期待以上に楽しかったです。ワイナリーはサンデマンに行きました。以来ポートワインにハマってます。



・丘の街リスボン
街中は道幅が広く,坂の勾配も比較的ゆるやか。大都会ではあるけれど、歴史的な建造物も多く、かわいい黄色のトラムやケーブルカー、バス等がゆっくり走る、何だかほっこりできる街(^^♪




・シントラ
リスボンの北西に位置する王家や貴族の避暑地だったところ・・・山あいに瀟洒な建物が点在、一番印象に残っているのはレガレイラ宮殿。お話に出てくるおとぎの国の『お城』そのもの。緑いっぱいの広い庭園は遊び心が満載。とんでもなく深い井戸を下りていくと迷路のような暗い横穴がずっと続き、滝の下に出たり、いつの間にか外の出口に出ていたりと、むちゃむちゃ面白かった!

・eSIM(Ubigi)のこと
マイヨーロッパさんには、たくさんの良いアドバイスをいただきましたが、今回はコレが1番でした! たいへん助かりました(*^-^*)♬
もう重たいWi-Fi機器や充電器も、高い海外ローミングも、面倒なシムカードの交換も必要なし。日本にいるときと変わらずグーグルが使えて、しかも格安!(ポルトガル7日間、10GBで1,400円。Wi-Fiも使わず繋ぎっぱなしでしたが、使用量はたったの3ギガ弱!)
例えばレストランを検索すると、すぐにマップ上にたくさん出てきて、タップすると、メニュー、料金、口コミなど日本と同じように(日本語で!)出てきて、予約もスムーズ。そして予約を入れると、すぐにサイトから返信あり。ファドショーもコレで予約。るるぶの観光マップも入れて行ったので、こちらも同時に使えてよかったです。行先をいれると、何時にどこにバスが来る、料金はいくら等、とてもわかりやすい。コインランドリー情報も◎
スマホ大活躍でもうひとつビックリしたこと。
シントラ、ロカ岬へは専用車で行ったのですが、ドライバーの方と観光地での連絡方法を相談したとき、「ラインを交換しましょう!」と。えっ、あの緑のライン?!送ってきたスタンプがまたよく見るもので、思わず笑ってしまいました。世界はつながっている~と実感(@^^)/~~~
クレカタッチで地下鉄やトラム、バス等の交通機関に乗れるのもとても便利でした。
若い方にはタブンどうってことないのでしょうが、自分としては(使いこなせたかも⁉)と結構満足しています(*^^)v
ポルトガル滞在、ほぼほぼ1週間。と~っても楽しかったです。
素敵な旅をコーディネートしていただき、本当に有難うございました!!
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