初の友人とのイギリス旅行に、マイヨーロッパさんを利用させていただきました。
今回で3度目の利用になりますが、期待以上に素晴らしく、完璧で、一生の思い出になる旅行を
コーディネートしてくださいました。心より感謝申し上げます。
<1日目>
今回の旅の目的は、高校時代からの友人がイギリスに住んでいるので、
彼女に会って、4人でイギリスを観光することでした。
日本にいる私たち3人も、住んでいる県がバラバラでしたので、成田発、関空発と別々に出発して、
乗り継ぎ地のアムステルダムで合流し、ロンドンへ向うという行程にしていただきました。
無事に会えるかという不安はありましたが、どちらの飛行機も予定時刻通りアムステルダムに到着し、
事前に大成さんが詳しく説明をしてくださったお陰で、難なく合流することができました。
ヒースロー空港に到着後、地下鉄でホテルの最寄り駅であるラッセルスクエア駅に向かいました。
白夜の時期ということもあり、夜9時にもかかわらず空はまだ明るく、不思議な感覚でした。
ホテルにチェックイン後、近くのパブで遅い夕食をとりました。
不味い?と噂のフィッシュアンドチップスを3人で1つ注文しましたが、1つで大正解。
3人でも食べきれないほどの量で、味は塩胡椒やケチャップをつけないと味がしない・・・といった感じです。
<2日目>
いよいよ友人と合流の日です。ホテルのWi-Fiがなかなか繋がらなかったので、
無料でWiFiが使える近くのスターバックスコーヒーで連絡を取り合いました。
このロンドン滞在中の2日間は、スタバに大変お世話になりました。
ホテルから歩いて10分ほど行ったところにあるユーストン駅で待ち合わせ。
指定された場所で待っていると、ほどなく友人が現れました。久々の再会に大喜びし、
いよいよロンドン観光開始です。まずカムデンタウン駅に行き、ナローボートに乗りました。
これは、カムデンタウンからリトルベニスを約1時間半で往復するコースです。
運河沿いには、様々な豪邸が立ち並び、本場のイングリッシュガーデンを堪能することができました。
途中、ロンドン動物園を横切り、ちらっとですが、鳥やキリンなどの動物も見ることができました。
とても楽しい時間でしたが、その日の天候は曇で、風も非常に冷たく、復路は少々辛く感じました。
カムデンタウンはとても賑やかな街で、あちこちで路上パフォーマンスをしていました。
レトロでロックな街という印象を受けました。
ビックベンまで徒歩で向かいました。ビックベン周辺は多くの観光客で賑わっていました。
テレビでよく見ていた光景に感動し、想像以上の迫力に驚かされました。
次にウェストミンスター寺院へ向かったのですが、あいにく工事中で見ることができませんでした。
この日、和歌山在住の友人がロンドンに留学中の別の友人に会うということで、私たちは一度解散し、
別行動をすることにしました。実は、これは私たちにとっては好都合!
何故なら、旅行中に彼女の誕生日を迎えるので、サプライズで誕生日会を開こうと計画していたからです。
彼女がいない間、プレゼントを選ぶためロンドン観光の中心地であるピカデリーサーカスに向かいました。
さんざん迷った結果、紅茶のお店でカバンと、雑貨屋さんで写真立てを買いました。
疲れ果てた私たちはパブに入って休憩。本場イギリスのビールを堪能しました。
次の日も早いので早めに解散。ホテルに戻ると、ちょうど友人も帰ってきたところだったので一安心。
しばらくベッドでしゃべっていたら、いつの間にか3人共寝てしまっていました。
<3日目>
今日はコッツウォルズへ移動する日です。
朝はとても冷えていたのですが、昼前になると日差しが強くなり、とても暖かい1日になりました。
友人と待ち合わせて、開店と同時にあの有名なハロッズへ行き、バッキンガム宮殿を観光しました。
チェックアウトまであまり時間がなかったので、どちらも駆け足の観光になってしまいましたが、
とても楽しい時間を過ごしました。バッキンガム宮殿は観光客がとても多く、宮殿の建物も衛兵の姿も
はっきりとは見ることができなかったので、近くの静かな公園でおしゃべりや写真撮影を楽しみました。
高校時代の友人と一緒だと、どんな場所も素晴らしく、楽しい場所になります。
昼食はインドカレー。イギリスはインドカレーが有名だということで、ネットで口コミサイトを検索し、
美味しいと評判のインドカレーを食べに行きました。スパイスが効いていて、とても美味しかったです。
完食できる自信があったのですが、食べても食べてもカレーが減らず・・・結局全員残してしまいました・・・
そうこうしている間にチェックアウトの時間が近づいてきたので、急いでホテルに戻ってチェックアウト。
電車の時間までには少し余裕があったので、ホテルから歩いて行ける大英博物館へ行くことにしました。
ホテルで荷物を預かってもらえばよかったのですが、そのまま大英博物館へ行ってしまいました!
当然ながら大きなキャリーバックを持って中には入れてはもらえず・・・
ロッカーを使用するには5ポンドかかると言われ・・・仕方なく、預けるのは諦めました。
でも入場は無料だし、せっかくなので、交代で荷物番をしながら見に行きました。
次に来る機会があれば、是非ともじっくり観覧したいです。
ここでひとまず、イギリス在住の友人とはお別れし、5日目のエディンバラでまた合流することに。
英語を話せる友人がいなくなってしまったので、一気に不安が大きくなりましたが、
大成さんが記載してくださった旅のしおりのおかげで、迷わずに電車に乗ることができ、
コッツウォルズの最寄り駅モートン・イン・マーシュ駅まで到着することができました。
パディントン駅から電車に乗ったのですが、有名なアニメ、クマのパディントンが生まれたところのようで、
駅にはパディントングッズがたくさん売られていました。可愛すぎてうっとり・・・
さてコッツウォルズは、ロンドンとは雰囲気がガラッと変わって、
まるで絵本から出てきたような可愛らしい家がたくさんある田舎町という印象を受けました。
日本人観光客も多いのか、駅には日本語の張り紙もありました。駅からホテルまでは歩いて10分程です。
宿泊するホテルもまた、女子なら誰でも好きそうなメルヘンチックな可愛らしい建物でした。
お部屋も広々していて快適でしたが、エスカレーターがないので荷物を運ぶのは少々苦労しました。
夕食は、ホテルでとりました。私はパスタ、友人はハンバーガー、もう一人は鹿かラム肉(忘れました)でした。
味は普通でしたが、ハンバーガーは味がなく相当不味かったと後で友人が漏らしていました。
明日はコッツウォルズを1日散策です。疲れはありませんが、時差ぼけがだんだんひどくなってきました。
<4日目>
天気は良好! コッツウォルズの景色を堪能するのに、最高の気候でした。
朝、日本人ガイドさんがホテルまで迎えに来てくださいました。ホテルの目の前で朝市をやっていたので、
少し見たいという意向も快諾してくださり、チェックアウトした後、少しだけ見て回りました。
でも私たちが思っていた朝市とは少し違った様子で、日用品や野菜などが売られていて、
地元の人向けかな・・・?といった印象でした。残念ながら、可愛い雑貨などは売っていませんでした。
その後、専用車(日本では高級車のAudiでした!)でコッツウォルズの有名な観光地を巡りました。
チッピングカムデン、バイブリー、ボートンオンザウォーター等、有名な観光地を専用車で巡るツアーです。
念願のヒドコートマナーガーデンのイングリッシュガーデンを観ることができ、
マナーハウスでアフタヌーンティーをいただくこともできました。
ガイドブックで何度も見て、いつか行きたいと思っていたので、念願が叶ってとても嬉しかったです。
このツアーのとても良かったことは、観光バスが入れないようなマナーハウスへ連れて行ってくださり、
静かに(貸し切り状態で!)アフタヌーンティーを堪能できたこと、有名なバイブリーなどで、
観光客がたくさん集まって賑わってしまう前に、コッツウォルズらしい美しく自然豊かな景色を
観ることができるよう時間配分をして、周ってくださったことです。
日本人ガイドさんは説明も丁寧で紳士的で、写真もたくさん撮ってくださいました。
歩き疲れることもなく、1日中楽しむことができました。最後に駅まで送っていただき、笑顔でお別れしました。
時刻は午後4時・・・。いよいよエディンバラへ向かいます。
乗り換えがあるうえに、乗り継ぎの時間がたった1分・・・、大きな荷物を抱えた女子3人で、
果たして乗り換えなんてできるのだろうか。ホームが違ったらどうしよう・・・と、頭の中は不安でいっぱいです。
案の定、乗り換えのバーミンガム駅に着いてホームに降り立ったものの、電光掲示板を見ても、
どこに行けばいいかわかりません。3人の顔が曇りました。
そのとき、強面の駅員さんに「どこに行きたいの?」と英語で聞かれ、片言の英語で必死に答えると、
「この電車でいいよ」と教えてくださり、おまけに荷物まで車内に運んでくださいました。
日本でも、こんな優しい駅員さんはいないのではと思います。ほっとして、席に着きました。
ハプニングは苦手な私ですが、人の優しさを感じることができた素敵なひとときでした。
車窓からの景色はずっとのどかな農園風景で、時おり馬や羊が現れ、私たちを癒してくれました。
ウトウトしながら3時間ほど電車に揺られ、無事エディンバラに着いた頃には、辺りは薄暗くなっていました。
ホームから地上に出ると、想像を絶するような美しく素晴らしい街並みが広がっています。
ここもまた、絵本から出てきたような世界が広がっていました。時差ぼけも疲れも一瞬で吹っ飛ぶほどでした。
駅からホテルまでは、歩いて15分弱。少し迷いましたが、なんとか到着することができました。
コナンドイルがよく通ったというパブが近くにあったので、明日の夕食はここにしようと決めました。
明日は朝9時に友人と駅で待ち合わせです。早いもので、旅も残り2日・・・
明日もめいっぱい楽しもう!と、わくわくしながら就寝しました。
<5日目>
朝、9時に友人と待ち合わせして、無事に合流。4人で観光スタートです!
天気はあいにくの曇り空でしたが、エディンバラは曇りや小雨がとても似合う街だと思います。
ただ、とても寒いので、時折見せてくれる晴れ間がとてもありがたく感じました。
まず、国立スコットランド美術館に行きました。
中は清潔感があり、とてもたくさんの絵画が展示されていました。
エディンバラ城にも行きましたが、入場券がかなり高額だったため、中に入るのは諦め、
前で記念写真だけ撮りました。お城は、外から眺めているだけでも十分なほどの迫力がありました。
さらに観光は続きます。
旧市街の緩やかな石畳の坂道が続くロイヤルマイルは、中世の時代にタイムスリップしたかのようです。
ここには可愛い雑貨屋さんやお土産屋さんもたくさんあって、歩いているだけでウキウキしました。
ハリーポッターの作者が通っていた有名なカフェ、「エレファントハウス」があるということで、
ここでランチをすることにしました。
お店はとても混雑していましたが、20分くらい待つと席に誘導され、サンドイッチを頼みました。
とてもお腹が空いていたのと、ここでハリーポッターが生まれたんだと思うと、とても美味しく感じられました。
昼食後は、エリザベス女王の避暑地と言われているホリールードハウス宮殿を観光し、
英国王室の華麗な生活を垣間見ることができました。
隣接されているクイーンズギャラリーでは、王室グッズがたくさん売られていました。
夕食はコナンドイルゆかりのパブで食べることにしました。
この日は友人の誕生日!
英語を話せる友人が、サプライズでケーキを出してくれるよう、こっそりと店員さんに頼んでくれて、
デザートのタイミングで、店員さんが「ハッピーバースデー」と言いながらケーキを出してくださいました。
誕生日用のケーキではありませんでしたが、喜んでくれました。
ささやかですが、とても大切な、思い出に残る誕生日会になったように思います。
いよいよ明日は最終日です。
昼過ぎまで時間があるので、何をしようかと4人でいろいろ考えました。
そして、アーサー王にちなんで名付けられたアーサーズシートへ早朝に登山、
その後でイングリッシュブレックファーストをとることにしました!
最後の最後まで、目一杯遊ぶことができそうです。
<最終日>
朝6時半に待ち合わせ。とても寒い朝でしたが、まずまずな天気で安心しました。
登山にはあまり自信のない私ですが、標高がかなり低く、難なく登ることができました。
山頂からの景色は素晴らしく、エディンバラの街並みを見渡すことができました。
登山の後は、念願のイングリッシュブレックファーストを食べに行きました。
朝8時頃でしたが、オープンしているカフェもいくつかあり、適当に選んで入りました。
1枚のお皿に、ハム、卵やき、ベイクドビーンズ、トースト、サラダ、チーズなどがてんこ盛り!
運動の後の朝ごはんは、格別に美味しかったです。
チェックアウトまで時間があったので、旧市街で少しお買い物をしました。
スコットランド名物の揚げマーズバーにチャレンジ!
ただ単にマーズチョコレートに衣をつけて揚げただけの食べ物らしいのですが、
これ1本で1000kcalをゆうに超えてしまうという恐怖の食べ物だそうです。
1本を4人で分けて食べました。
感想は・・・ひと口食べただけで、全部の歯が虫歯になってしまいそうな衝撃的な甘さです。
でも、甘いものに目がない人なら美味しいと思います。
旅もいよいよ終わりに近づきました。
チェックアウトを済ませ、空港行きのトラムの駅でイギリス在住の友人とはお別れ・・・
少し寂しい気持ちになりましたが、その気にさえなれば実現できることを改めて感じ、
次もまた外国で会おうね!と約束してお別れしました。
言葉では言い表せないくらいの感動と、楽しさを共有できたことが本当に嬉しく、
何より4人で念願のイギリスを観光できたことが本当に幸せで、夢のような日々でした。
帰りは、エディンバラ空港からパリ経由で羽田空港に、無事到着しました。
大きなトラブルもなく、スムーズに旅行が楽しめたのもマイヨーロッパさんのおかげです。
最高の1週間になりました。ありがとうございました。
来年もヨーロッパへ行けたらいいね、とみんなで話しています。
その際はまた、是非ともコーディネートをよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!
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